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2019年 6月 30日 「復習」をお題目にしない。〜本当の頭の使い方〜(山本担任助手)
復習
この話題は、
模試を受けるとそのたびに
つきまとってきます。
「復習した?」
模試を受けると散々言われますね。
「しつこいわ。
もうやってます。」
なんて内心では
思ってるんじゃないでしょうか。
しかし、振り返ってみてください。
その復習、完璧でしょうか?
□間違えたところを確認した
□解説を見た。
□解説に載ってる知識を覚えた
これだけでは、
「復習」ではありません。
本当の
頭の使い方を
本日、伝授します。
例えば、
現代文の問題。
「2択に絞ったけど、
結局間違えちゃった。。。」
なんてことは
日常茶飯事ですね。
①まずは「間違えた選択肢の吟味」
・どこが違うのか
・間違いだという根拠は本文のどこにあるのか
をまずは見ます。
試験と違って、時間制限がないのですから、
ここはとことん時間を使いましょう。
いわゆる「根拠への嗅覚」を
こうしたタイミングで磨いておくと
本番で本当に役に立ちます。
ここまでの人は
やっているのではないでしょうか。
ただしプラスαとして
「・間違えた時の自分の振り返り」を
しましょう。
模試の中で間違えた、ということは、
原因がなんであれ、
もう一度同じミスをする可能性が
あります。
ということは、
そのミスの根本の原因を
追求するのです。
「時間で焦ったから…」
「眠くて…」
「体調崩しちゃってて…」
色々あると思うのですが、
その際に、「自分がどう考えていたのか」
というのも知っておくといいと思います。
「焦るとこう考える自分もいるんだな」と反省することが
必ず次に活きてきます。
②次に「正しい選択肢の吟味」
基本的に間違えた問題は
解説を見て、
答えを見ると思います。
そのときに、
そのまま解説を読むのではなく、
一度自分で答えを
導く練習をするのです。
本番では
解説は隣にいません。
自分の頭で
正しい答えを導く、
「正しい考え方」を
身に付けるのです。
だからこそ、
答えだけを知った状態で、
一度自分で考える。
そのステップを踏むことで、
「正しい考え方」を
練習するのです。
自分で問題を吟味し抜いて、
答えを導き出す。
そのステップが、
あなたの頭を強くするのです。
そこまで考え抜いてこその、
復習です。
〜おさらい〜
復習とは、
□間違えたところを確認した
□解説を見た。
□解説に載ってる知識を覚えた
だけではありません。
①まずは「間違えた選択肢の吟味」
②次に「正しい選択肢の吟味」
ここまで、やりきってこその
復習です。
さあ、今日から、
「正しい頭の使い方」を
磨きましょう!
錦糸町校 担任助手 山本豪